こんばんは。最近ふと、「本当の幸せってなんだろう?」と考えることが増えました。今日は、そんな僕の経験を少しだけお話させてください。
僕はこれまで、自分自身を「目標志向型」の人間だと思っていました。目標を立て、それを達成することで強い充実感を得るタイプだったのです。特に仕事を始めたばかりの頃は、「お金を稼ぐこと」や「事業を成功させること」に強くこだわっていました。売上目標をクリアするたびに、まるでゲームのステージを突破したかのようなエキサイティングな気持ちを感じたものです。
しかしその一方で、目標が達成できないと、どうしようもないほどの不安が襲ってきました。「自分には能力がないのかもしれない」「このままではまずい」と自己否定に陥ることも度々ありました。僕の心はまるでジェットコースターのようで、成功して高揚感に浸っても、失敗するとすぐに急降下してしまう。その繰り返しの日々でした。
そんなある日、僕はある年配の経営者の方と話す機会がありました。その方は静かに微笑みながらこう言いました。
「お金や成功を追いかけるのもゲームみたいで楽しいけど、それって一瞬で消える花火みたいなもの。本当の幸せは、焚き火みたいに静かに、じんわり心を温め続けてくれるものだと思うんだ。君の心、ちゃんと温まってる?」
その言葉が僕の胸に深く響きました。エキサイティングな体験は確かに刺激的ですが、それはあくまで短期的で、一瞬の幸せでしかない。そんなことを続けている限り、僕はいつまで経っても本当の意味で満たされることはないのだと、その時に気づいたのです。
僕が求めていたのは、外から与えられる刺激ではなく、自分の中から自然と湧き上がる喜びでした。それからは仕事のやり方や、日々の生活の見方が少しずつ変わっていきました。例えば、大きな成果を目指すのではなく、自分の仕事が誰かの役に立つ瞬間を感じることにフォーカスしました。仲間やお客様の笑顔を見ることが、次第に僕の仕事の喜びになったのです。
すると不思議なことに、以前のような激しい感情の浮き沈みが少なくなり、心が穏やかになりました。小さなことにも感謝の気持ちが湧き、日常のささやかな出来事にも幸福感を感じるようになりました。
「エキサイティングな人生も良いけど、僕はこれから、JOYのある人生を選ぼう」
そう心に決めました。今では、その経営者の方が教えてくれた言葉を大切にしています。
人生を幸せにするのは、一時的な成功や興奮ではなく、日々の小さな喜びや感謝を感じる心だと思います。僕のこの経験が、同じように悩んでいる誰かの参考になれば嬉しいです。
一緒に、日々の小さな「JOY」を大切にしてみませんか?
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